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もう最終日になってしまった。
一昨日から天気が良くなり、トリは次々に渡って行ってしまっている。
期待していたコノハズクもミゾゴイも諦めざるを得ない。
そんなことを思いながら、1日が始まった。
いつものコースを辿り、海岸線をまわる。
ポツンと生えている松の上に何かいた。
薄暗くて、アカモズと思ったがタダモズのようだ。
林を横切り反対側の海岸へ出た。
キアシシギが朝日を受けてきれいだった。
その先に、カラシラサギがいた。
採餌中だ。
何か捕ったぞ。
昨年もここで、獲物は違うが、同じようなシーンを撮影した。
きょうは午前中が勝負、朝飯前でも頑張って歩いたので、良いところにぶつかった。
朝食後は、いろいろな種類を撮ろうと決めて歩いたが、トリは大分減ってしまった。
シマゴマ
コサメビタキ
コホオアカ
ノビタキ
お気に入りの神社に帰りの挨拶に行くと、ムシクイが沢山入っていた。
小さいのが1羽。
座っていると、近くにまで来る。
スコープを外して待った。
キマユムシクイ
昨日はさんざん翻弄されたが、何とか撮れた。
昼になったので、宿に向かった。
「アレッ、サンコウチョウ?」
シルエットがそっくりだった。
ファインダーに捕えると、何とブポウソウではないか。長く見えた尾羽は後ろの木の枝が重なって見えていたのだ。
ラストによいトリが撮れた。
帰りの航路では、ヒレアシシギの群れが2度見られた。オオミズナギドリの大群も。
こうして、5日間の遠征が終わり、無事に帰宅することができた。
目的のシマノジコに会えて、マミジロキビタキも撮れて、セグロカッコウもじっくり見られて、満足な遠征となった。
みなさん、お世話になりました。また、よろしくお願いします。