帰りの船、色とりどりの紙テープが。
島の診療所の先生が任期を終えて帰るとのことで、島の人たちが送りに来ていた。
別れのテープ、我々も便乗して感傷的な出港となった。
航路、今回同じ民宿で新たに知り合いになったOさんとK君と一緒に、甲板でずっと鳥を探して過ごした。
オオミズナギドリを撮ったりして港にだいぶ近づいた時に、小鳥が飛んできて船と並走し始めた。
アトリだった。
暫くして、なんと船に飛び込んできた。
アトリは我々を前に不安げな表情だったが、風を受けて飛ぶに飛べない状態だった。
暫くして、飛び立ったが、また船に下りてきた。
結局、港まで荷物の間に隠れていた。
珍しいこともあるものだ。
見送り、
アトリ、
港で車中泊。
行きの時は、朝市は月2回の休みの日だった。
この日は普通に開いていた。
いつもの喫茶店でマスターと世間話をしながらモーニングセットを食べて、顔馴染みの露店で昼食用に弁当(栗ご飯)、土産に魚汁、干物を買って、帰路に就く。
途中寄り道。
また、タナゴ釣り。
1時間半ほどやってみた。
57尾釣って、ヤリタナゴが多くて本命のミナミアカヒレタビラは10尾ほど。
産卵期ではないので地味な色だ。
次に、天然記念物のイタセンパラを見学に寄ってみた。
学芸員の方が観察用のケースに♂と♀を入れてくれたので間近かに観察できた。
産卵期の今、自然の中では♂は赤黒い色をしているが、飼育下では色が抜けてしまっているのが残念。
生息している川の場所を教えてもらって行ってみた。
土手の上から泳いでいるのが見えたが、雨模様で薄暗く水が濁っていたので色までは分からなかった。
釣果(一部)、
サイズは4~10cmミナミアカヒレタビラ、イタセンパラ、午後2時、一路自宅に向けてGO!
雨模様で景色は残念。
約400km、一般道を使ってひた走り、最後160kmは高速に乗った。
走行距離は往復1009km、無事帰宅。
島でお世話になった方に感謝。
お疲れさまでした。