抱卵していたタマシギのヒナが孵ったとのこと。
早速、行ってみた。
前々日だか前日に孵化したらしい。
20人位のカメラマンがあぜ道に集まっていた。
タマシギ親子(♂親+ヒナ4)は休耕田の奥の方の草の中に休んでいた。
動きがないので、昼を境にカメラマンがだいぶ減った。
午後になってようやく動きが出てきた。
草の中で、ヒナを連れて餌を与えているようだった。
遠くて草の中なので、みんな動きを見失った様子だった。
Sさんとふたりでずっと動きを追っていた。
ほかのカメラマンは駄弁りに忙しそうだった。
かなり時間が経って、親子は隣りの田んぼに移った。
ふたりはその瞬間を見ていた。
稲の列の間で親子の姿がしっかり見られた!
ふたりだけが盛んにシャッターを切った。
目線の先の畔にキジ♂がいたので、ふたりがキジを撮っているのだろうと思っているようで、誰も近寄って来ない。
そのうちに、ひとりふたり気づいた。
そして、ほかの人たちもドッと集まってきた。
こういう展開になると、もう位置取りもできなくなるので、申し訳ないが暫く黙って撮っていた。
タマシギ、
結果的には、そこにいたカメラマン全員がタマシギ親子の動きを遠目ながら撮ることができ、大喜びだった。