先日、低山の方にトンボを見に出かけた。
ミルンヤンマは狙い通りで、しかも♂と♀が2mも離れていない場所に揃っていてくれた。
ここは、ハイキングコースではあるが殆ど人が入った形跡もなく毎回ちょっと熊とかイノシシが心配な場所である。
無事に下ってくると、黒っぽい蝶が足元で飛んで、近くに止まった。
なんと、春に撮れなかったアオバセセリだった。
あいにく、暗いところに止まったので撮影に苦戦したが、思いもかけない時期にうれしい出会いだった。
移動して別の沢沿いへ。
渓流の脇に車を停めて流れを見るとカワセミが水浴びをしていた。
カワセミに清流は似合う。
沢沿いに上って行くと、「クマ出没注意」の看板が出ていて、車止めがしてあった。
勇気を振り絞って(?)、その先にいるはずのオジロサナエを探しに行ってみたが見ることすらできなかった。
時間も悪かったのだろう。
引き返してきて、この日の本命のコシボソヤンマを探したが、♂のパトロールを見るだけに終わった。一昨年、木が刈られて撮影ポイントが消滅してから、新たな撮影ポイントが見つからない。
オナガサナエは辛うじて1頭、ネキトンボは予想していなかったが数頭高い枝先で休んでいた。
ルリボシヤンマは、1頭飛んでいたがすぐに見えなくなった。
ミルンヤンマ♂、
♀、
カワセミ、
オナガサナエ、
ネキトンボ、
アオバセセリ、
ツクツクボウシ、
帰りがけ、いつもの田んぼに寄ったら、たくさんのムナグロが集まっていた。
ざっと数えたところ170羽前後だった。
セイタカシギは10羽だった。
1枚の田んぼにいたのでたいそうにぎやかで、水浴びとか小競り合いとか、楽しむことができた。
ムナグロ、
セイタカシギ、
いろいろ楽しめた1日だった。