恒例の春の離島遠征に出かけた。
メンバーは、昨年Iさんが亡くなられたこともあり、5名になった。
出発1日目は島には渡れないので、干拓地で探鳥。
観察小屋からは、ササゴイが4~5羽見られた。
巣材を集めている風だった。
オナガの求愛給餌も観察できた。
干拓地に移動して、ケリを探した。
いつもは「なんだケリか」ということでまじめに観察することがないのだが、今回は写真家のEさんがケリを撮りたいとのことで、ケリを探した。
田んぼの畔にいるケリを見つけて撮り始めたが、何だか様子がおかしかった。
なななんとヒナがいて、それを大きなヘビ(アオダイショウ)が狙っていて、親鳥がヘビに攻撃を仕掛けていたところに出くわしたのだった。
親鳥の奮戦でなんとかヘビを追い払ったが、我々全員が呑み込まれることを覚悟するほど超接近、ヒナはまさに風前の灯火だった。
自然界の厳しさを改めて思い知らされる場面だった。
ササゴイ、
オナガ、
ケリ、
夜は、雨になった。