秋になって、アキアカネが山から下りてきた。
ベランダで翅を休めたり、通路で夜を過ごしたりしている。
変わった模様の蛾が休んでいた。
ワタヘリクロノメイガというらしい。
コクワガタ、
日替わりで虫が見られるのは楽しみだが、カメラを持って通路をウロウロしていて人に遇うと、何んともバツが悪い。
ベランダのミズアオイが見事な花をつけた。
待ちかねたように来訪者が、
富士見市のビン沼で採ってきた株が毎年種を付け、10年以上更新し続けていたが、一昨年から種が採れなくなった。(本家のビン沼はもうとっくに見当たらなくなっている。)
なぜか花の咲くのが遅くなって、種が実らないうちに寒さがやってきて枯れてしまうのだ。
昨年もダメだったので、わが家では絶滅寸前だった。
ところが今年、水槽の土に埋もれていた種が、4株だけ芽吹いて、これを大切に育ててたところ、今年の長い夏のお蔭で、何とか種が採れる時期に間に合ってくれた。
このところ、次々に花を咲かせ、種をつけている。
これでどうやら、わが家での絶滅は回避できそうだ。