先日、イチモジフユナミシャクの♀を教えていただいたTさんが今度はチャバネフユエダシャクの♀を見つけたとのこと。
場所は、前回と同じところ。
前回のイチモジとは大分模様も違い、サイズも大きめ。
地味なフユシャクの♀の中では目立つ存在だ。
早速、またわがままを言って、詳しく教えていただいた。
で、すぐに見つけることができた。
2頭だったが、1頭目は少し高いところにいて日蔭になっていたために撮り難かった。
もう1頭は、願ってもない位置にいた。
白黒の斑模様でけっこう目立っている感じがするが、鳥の糞に擬態しているらしい。
イチモジよりも翅の退化が著しい。
ほかにも見つけようと探していると、樹皮に同化して休んでいる♂を見つけた。
シロオビフユシャクという種類だそうだ。
前回より、ややこしいところにいたので、詳しく教わらなかったら、見逃していただろう。
Tさんに、またまた感謝。
で、疑問に思っていたのだが、
フユシャクの♀は飛べないのだが、どのようにして分布を拡げるのだろうか?
交尾中に♂が飛んで別の木に移動するのだろうかなどと想像していたが、なんと若い個体が糸を出して風に乗って移動するのだと教えてもらった。
ヘェ~、そうなんだ。
ビックリである。
クモが糸を出して風に乗っていくのは見たことはあるが・・・。
分からないことだらけで、いろいろ教えていただいたMさんやKさんにも感謝。