田んぼの土手の春は早い。
太陽を燦々と浴びて、花がここかしこに顔を見せている。
セイヨウタンポポ、
ホトケノザ、
オオイヌノフグリ、
空を見上げると、チョウゲンボウが獲物を探しながらパトロール、
カラカラに乾いた田んぼに早く水が入らないかな~。
心、うきうきしてくる今日この頃である。
天気ははっきりしなかったが、狭山丘陵に春を見つけに行ってみた。
ウグイスカグラはもう花をつけ始めている。
実が赤くなる頃、また来て味わってみよう。
山間の水溜りにはアカガエル(ヤマアカガエルかも)の卵が1塊り産みつけられていた。
まだ産みたての卵塊なので多分これからもっと産みつけられるのだろう。
傍らには、トウキョウサンショウウオの卵嚢が見られた。
親(成体)を見つけてみたが見られなかった。
もう、山へ帰ったのだろう。
小さな水溜りだが、12個の卵嚢があった。
6尾の♀が産みに来たのだろう。
例年並みの数だ。
もうひとつの水溜りには2対しか見られなかった。例年に比べて少ないのが気になる。
別の谷津田に行ってみた。
ここにはおびただしい数のアカガエルの卵が産みつけられていた。
ここは心配ないようだ。
天気がよければ、蝶などもっといろいろ楽しめただろう。