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このところ、トンボネタばかりになってしまっている。(-_-;)
意外と身近かな場所にキイロサナエがいると聞いたので、確かめたくて行ってみた。
実は、今回が2度目なのだが、前回は見ることができなかった。
見られなかった理由としては、天気があまりよくなかったのと、時期的によくなかったのか、探し方もよく分からなかったのか、などが考えられた。
今回は、天気も申し分ない筈だし、時期的にも時間的にも問題ない筈だ。
いると思われるポイント100m位の間を歩いたが、トンボの姿はなかった。
ゆっくり戻り始めたが、途中でチラッとトンボの影が視界の隅を横切った。
動きが速かったのですぐに見失ってしまった。
しかし、もう少し進むと、水路の向こうにトンボが下りてきた。
水路といっても、幅1mにも満たないドブみたいなものだ。
慎重に近づいて、録画開始。
どうやら、目的のキイロサナエ(42~49mm)のようだ。
横から撮ってみる。
脇腹の黒い線が途中で切れているし、上から見たカギ形の模様も予習してきた通りだ。
大きさも瓜二つのヤマサナエと同じくらいだ。
やったね。
歩き始めると、またいた。
全部で、5頭見ることができた。全部♂だった。
驚くと飛び上がって大きなきの梢の方に上がって行ってしまう。
しかし、いつの間にか下に下りてきていた。
どうやら、晴れていることが条件のようだ。
尾の先端の付属器(針状のもの)も下部の方が明らかに長く、ヤマサナエとの違いが分かった。
ほかに、オオシオカラトンボとオニヤンマがいた。
オオシオカラトンボ(52~61mm)
オニヤンマは撮る前に逃げられてしまった。
ここでは、ホンサナエもみられるそうだが、もう時期的に無理だったのか、見ることはできなかった。
市街地からそんなに離れていないところで、キイロサナエとかホンサナエが生息しているとはうれしいことだ。
近くの桜の木で遠慮がちにニイニイゼミが鳴き始めた。今季初だ。
セミの声を聞くと、なぜかワクワクしてくる。