10/22
昼食後、再びアカマシコの♂を求めて探鳥を再開。
Yさんが盛んにシャッターを押していたので行ってみると、民家の脇のちょっとした草むらの中にヒバリがいた。ヒバリと言っても本州のものよりサイズが大きいオオヒバリ。ファインダーを覗いているとどんどん近づいてきてしまう。
草むらのメヒシバなどの実を啄ばんでいる。
その後は歩き回っただけでこれといって撮影の機会もなかった。
夕方近くになって、Aさんと観察舎の水場に行ってみた。
手前の松林にキクイタダキの大きな群れを見つけた。
午後になって、入ってきたのだろうか。
ここでは、午後になると今まで見られなかった種や数の鳥がいつの間にか増えていることが多い。気付かないうちに渡って来ているのだろう。
観察舎の水場には、次々に小鳥が訪れて楽しませてくれていた。
ミヤマホオジロ♀
メジロ
アトリ
ウグイス
圧巻はキクイタダキの群れだった。
次々に来ては水浴びをしてくれた。
♂の頭頂には黄色の中に橙色が隠れている。
菊の花が咲いた!
動きの速いキクイタダキのいろいろなポーズ、特に♂の頭のオレンジ色と菊の花が撮れてよかった。
小鳥達の水浴びを楽しんで、民宿に戻ろうとすると、足元にカミキリムシを見つけた。
マツノマダラカミキリのようだ。
このカミキリは松枯れ病の原因となるマツノザイセンチュウを媒介すると言われている。
この島には多くの松が防風林として植えられているが、枯れた松も多い。
潮風にやられたものと思っていたが松枯れ病もあるのだろうか。
今日は、日曜日の上、明日から海が荒れるので予定を繰り上げて帰った人もいて、泊り客は8人だけとなってしまった。