9月15日
Bさんのお誘いで、
Fさんと久し振りの平日トリオで房総に出かけた。
相性の悪いシルビアシジミに今日こそ会えると期待しての蝶行である。
目的地の手前で、Bさんが急停止。
道端のカンナの花に黒系のアゲハが群れていた。
早速、撮影を開始。ビデオのモード設定「よぉーし!」
ナガサキアゲハとモンキアゲハだった。
ナガサキアゲハはよく撮れないうちにいなくなってしまったが、モンキアゲハは飛んでいってもまた吸蜜に戻って来てくれた。
目的地には10時過ぎに到着。
斜面に畑、田んぼ、牧草地が広がっていた。
早速、探索を開始したが、シルビアはおろかヤマトシジミの姿もない。
そのうちにポツリポツリと降ってきたので、車に避難。
程なく上がってくれた。
別のポイントに行っても、同様。
ヤマトが時たま見られるだけ。
草むらに甲虫が沢山いたので、撮影してみた。
マメハンミョウ、毒虫なので要注意。
アカガエルも沢山見られた。
本命ポイントで夫々別れて歩き回ったが、寝不足気味で疲れたので、手抜きして道端をブラブラしていた。
ふたりが戻ってきたが、収穫はなかったようだ。
見込み薄なので、切り上げて、Fさんの発声でルーミスシジミの様子を見に行こうということになった。
ルーミスは2度目であるが、初めてのポイントだった。
ポイントについて、ヒル対策でズボンの裾を靴下に入れ込んで、更にこの日のために持っていたストッキングを重ねた。
林に入ってみたが、どこをどう探してみたらよいのか分からない。
勝手が分かっている二人は夫々探していたが見つからないようだ。
こちらはヒルの方が気になって仕方がない。
最後の手段で、竿で枝葉を叩いてみた。
いきなり飛び出してきたが、上の方に行ってしまった。
次に2頭飛び出てきて、1頭が3m位の葉に止まってくれた。
念のため持ってきたスコープと竿が役にたった。
もう1頭。
この個体はその後、低く降りてきたのだが、撮り損なってしまった。
ほんの少しだけのつもりで寄ってみたのだが、撮影できてラッキーだった。
因みに、ヒルはいつの間にか這い上がってきていたが、早く気付いたので事なきを得た。
今回もまたシルビアシジミとの相性は改善されなかった。
Bさん、Fさん、ありがとうございました。