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4時に目が覚めた。
外に出ると、雨は上がっていなかった。霧雨だ。
仕度をして外に出ると、シマゴマが鳴いていた。
チョット進んで神社でも鳴いていた。
いつもと違うコースを辿って歩いた。
竹薮でもシマゴマが鳴いていた。
クロツグミ、マミジロを撮影。
携帯に連絡が来た。マミジロキビタキが出たとのこと。
駆けつけたが、もう見られなかった。Mさんは撮れたとのこと。
いつものコースを歩いていたら出会えたに違いない。シマゴマに惑わされたことを悔やんだ。
朝食のため宿に向かう途中でじっとしているトリを撮影。
ノゴマだった。雨は上がったようだ。
朝食後、ようやくチャンスが訪れた。
勿論、マミジロキビタキが出た辺りに直行。
海岸の草原でマミジロキビタキを探している人がいたので様子を見ていると、「アッ、マミキビ!」という声。ドコドコと言っているうちに向こう側に消えてしまった。
とにかく居ることが分かったので、Mさん等に情報を流した。
暫くして、草原を横切って飛んだトリがいた。マミキビに見えたが先客がキビタキだと言う。
それが行った辺りに通りかかったカメラマンがレンズをむけて撮り始めた。
駆けつけたMさんも撮り始めた。
背中がマミジロキビタキを物語っている。
慌てて行くと、マミジロキビタキが通路の枯れ草に止まっていた。
撮りやすい位置なのだが、狭い通路なので、前の人が動くと影になって撮れない。
珍しくじっとしていてくれたので、隙間を見つけて、何とか撮れた。
贅沢だが、眉斑が切れているのがチョットね。
以前に撮った個体(帰り際に見つかり、時間がなくてしかも強烈な陽炎でピンボケしか撮れなかった。)
これに比べて若い感じで物足りない。
もう1羽いた。
こちらの方が眉斑がはっきりしているようだったが、遠くて陽炎の影響もモロに受けてしまった。
この後、すぐに草むらの向こうに消えてしまった。
ともかく、今回のひとつの目的は達成できた。