最近激減しているというカトリヤンマ。
トンボの先輩方の話では、以前は里山の夕暮れ時にはたくさん飛び回っていたという。
残念ながらそのような光景は目にしたことがない。
そんなカトリヤンマを撮りたいと思って丘陵の谷戸に出かけた。
ひと回りしてみたが見られなかったので、別の谷戸の様子を見に出かけようとするとちょうどIさんの後ろ姿が目に入った。
この場所はIさんに教えてもらった場所である。
昨年は教わった時期が遅くて見ることができなかった。
今年こそということでやってきた。
Iさんに挨拶して、また戻ってくると言って別の谷戸を見に行った。
そこではこれと言って見られなかったので、ふたたび戻った。
合流して、ふたりでポイントの湿地で待っていると、♂が現れてホバリングを始めた。
早速撮影したが、思いのほかホバリングの時間が短くて(以前に別の場所で撮影した時の経験ではかなり長くホバリングをしていた)ピントが合わず、没カットの山になってしまった。
何とか1回(連写)だけピンが来てくれた。
直後、近くにいたアオイトトンボを襲って、高い枝に止まって食事を始めてしまった。
食後、飛び立って消えてしまった。
その後暫くして、♂が来てホバリングを繰り返しているときに♀が産卵にやってきた。
待ってましたとばかりに♂が♀に交接し、水面の落ち、バタバタやって、離れて、両者とも飛び去ってしまった。
一瞬の出来事で、このチャンスを生かしきれず、その後はチャンスは巡って来なかった。
カトリヤンマ、
アオイトトンボを捕食、
アオイトトンボ、
オオアオイトトンボ、
アキアカネ、
マユタテアカネ、
リスアカネ、
ヒメアカネ、
ツマグロヒョウモン♂、
♀、
メスグロヒョウモン♀、
消化不良だったので、もう一度チャレンジしてみよう。