島、3日目。
日の出、
前日5:42、
この日5:45、
早朝からモリムシクイを探し歩いたが、見つからなかった。
ほかの人もダメだったようだ。
Uさんのグループ(3人)から、キバラムシクイがいると教わったので、観察舎に急行。
キバラムシクイではなくキムネヒタキの間違いと分かったが、いずれにせよどちらも見たことがない。
これがそうだというのが現れたが、自分としてはキビタキの幼鳥に見えた。
胸がうっすら黄色い(汚れた黄色ではない)、アイリングが太いなど図鑑の絵によく似ているのは間違いない。
中学・高校の後輩で、すごく詳しいMさんとIさん(鳥の世界では大先輩なので「さん」付けで呼んでいる)が今日の船でやってきた。
画像を見てもらったところ、キビタキだと一蹴された。
夜、UさんとMさん、Iさんと議論したが、現段階では結論はでないままだった。
声を聞いたが、キビタキの鳴き方とは違うと思った点が自分としては納得いかないが、Iさんはキムネヒタキと言われれているのが浜松やここなどでも何回か出ているがいずれも幼鳥でバリエーションの多いキビタキの範疇を出ない。こんなに来るのであれば必ずハッキリ同定のできる♂の成鳥が出てもよい筈だ。それが出れば今まで出たものがキムネだったということもいえるだろうと語った。
自分としては、今回のがキムネであって欲しいがこの説が一番納得できた。
翌日確認したMさんは、「あれはキビタキ」と断言していたこともあり、キビタキということにする。
ということで、ライファーがもう1種と思ったが、残念。
最終日は、朝、雨が降っていた。
一時的に本降りとなったが、すぐにやんで晴れ間も出てくるようになった。
初日からいたと言われていたのであるがセジロタヒバリが見られたとのこと。
すぐに草に潜ってしまう難敵である。
三重のTさんが朝道路際に出てきたところを遠いながらも撮ったと聞いたので、金沢のYさんと3時間座り込んで粘った。
1度、出てきていたのに草の陰で気づかず飛ばれて気が付く始末で、チャンスを逃した。
草におりたのを草の間で後ろ姿を見たものの、逆光でシルエットにしか見えず、これも見たとは言えず、結局諦めざるを得なかった。
昼食後、帰る準備を済ませて、再度セジロタヒバリを探したが見つからず、代わりにコホオアカが近くで撮れた。
Mさんから、ツメナガホオジロがいると教えてもらい、Yさんと行ってみるとすぐ足元から飛び出てきて、遠くに行ってしまった。
その後暫くしてもう一度探してみると、見つけることができた。
2mほどに近寄っても、低い草の中で夢中で草の実を啄んでいた。
そっと近寄って草から移動させて何とか撮ることができた。
最後に、島らしい鳥も撮れたのでよい〆になった。
後で聞いたところ、2羽いたそうである。
航路は居眠りをしているうちに着いた。
甲板で見ていた人に聞くと、オオミズナギドリが少し出たとのことだった。
アオジ、
キセキレイ、
キビタキ、
物議を醸しだした鳥なのだが、
ツメナガホオジロ、
コホオアカ、
コサメビタキ、
エゾビタキ、
サメビタキ、
コムクドリ、
マミチャジナイ、
アカモズ、
アマツバメ、
ハヤブサ、
ハチクマ、
クロハラアジサシ、
セジロタヒバリ(-_-;)、
これでは証拠写真にもならない。
イシダイ、
今回は、時期的に早いので、南方系のトンボや翅のない小さなヒナカマキリを探したが、見つけることができなかった。
いつも見かけるイトトンボ2種、ギンヤンマ、ウスバキトンボ(南方系ではあるが)といったところ。
アオモンイトトンボ、
ムスジイトトンボ、
蝶は、モンキチョウ、ヒメアカタテハ、イチモンジセセリ、ヤマトシジミ、ウラナミシジミといったところ。
渡りの蝶アサギマダラは見かけなかった。
ウラナミシジミ、
(続く)