恒例の春の渡りの離島遠征、いつものメンバーのうち4人で出かけた。
初日は干拓地を見て、その近くに泊まった。
翌日、天気はよかったが、風が強いため、船は欠航となった。
そして、更に翌日、風も少し弱まったかに見えたが、無情にも欠航の看板が出てしまった。
1日はなんとか時間を潰すことができたが、2日となると途方に暮れてしまう。
長い経験の中で初めてのことである。
4日目、天気が安定してきて待ちに待った出航。
ようやく島に渡ることができた。
1泊しかないので、いつものようにのんびりもしていられない。
すぐに鳥見を開始。
アカアシチョウゲンボウ、イワミセキレイ、コウライウグイス、マミジロキビタキ、チゴモズ、チョウセンメジロなどがいるという。
未見のイワミセキレイをなんとかモノにしたい。
夜になると部屋のすぐ外でセグロカッコウが鳴いた。
翌朝、ヤイロチョウ、アカショウビンが入ったとのこと。
なんだかいろいろ渡ってきて、よい状況になってきた。
が、結果はいまいちだった。
撮れたのは、愛想の良かったアカアシチョウゲンボウ♀、チゴモズくらいで、イワミセキレイはおろか、久しぶりのコウライウグイス、マミジロキビタキも見ることはできなかった。
昼近く、ナキイスカ♀、イスカ若、フタオビヤナギムシクイも出たそうで、これも出遅れてしまった。
そんな次第で、消化不良に終わった離島遠征だった。
島に渡る前:
ケリ、
チュウヒ、
ビデオ静止画、
この時期のチュウヒはあまり聞かないがここでは毎年見ることができる。
今回は、3~4羽いて、牧草を刈っている最中の畑でトビとともにエサを獲っていた。
トキ、
営巣準備?
ビデオ静止画、
この個体は以前に黒部市にいた♀、2年ぶりの再会であった。
繁殖羽が色濃くなっているように感じた。
元々は人の手で育てられて放鳥されたので、警戒心は薄く、じっとしているとすぐ近くまでやってくる。
ヒバリ、
牧草地で子育て中、
ヒナを誘導、
ビデオ静止画、
草刈りのコンバインが順番に刈ってきて、目の前で巣立ちビナの上を刈って行った。
難を逃れた2羽を見たときはホッとした。
ササゴイ、
ミサゴ、
カンムリカイツブリ、
イソヒヨドリ、
カッコウ、
トビ、
トキの傍らでカエルを捕食。
狛犬&狛牛、
続く、