翌朝、朝7時半少し前に出港が決まった。
朝食を済ませて、1日足止めを喰った関西から見えたMさんと合流。
9時5分前離岸、1時間半の航路。
少し波がある。酔い止めを飲まなかったせいか、最後は少し気分が悪くなってしまった。
5分遅れで到着。
鳥は少ない。(←このところ春も秋も毎度お馴染みのセリフになってしまった。)
3泊の予定だったが、天気が荒れてきそうだったので、1日早めて帰ってきた。
気温が高く、風も吹かず、汗だくの鳥見だった。
ヌカカにはほとんど刺されなかったが、ヤブ蚊(ヒトスジシマ蚊ではない)にはだいぶやられた。
また、春に大発生していた毛虫の子孫にもやられた。
チゴハヤブサ、
飛びそうな姿勢になるがまだ飛ばない。結局、2時間以上、ここに留まっていて、最後はこちらが根負け。
翌日、
何度も遭遇した。
カラスバト、
再三出くわしたが、飛ばれてしまうことが多かった。
少なくとも3羽はいたようだ。
ハヤブサ、
若い個体。
成鳥も見られた。
ミサゴ、
急降下、
ホバリング。
アオサギ、
渡りの集団。躊躇していて、何度も出て行っては戻ってきていた。
アカゲラ、
大陸系のハシブトアカゲラもいたが、これは普通のアカゲラのようだ。
コムクドリ、
なぜか単独で見ただけ。
アカモズ、
モズ、
ツグミ、
マミチャジナイもいたが、撮り損なってしまった。
イソヒヨドリ、
やたらイソヒヨが多かった。島で繁殖したものだろう。
オオルリ、
きれいな♂の個体やキビタキ♂もいたらしいが。
エゾビタキ、
コサメビタキ、
サメビタキ、
メボソムシクイ、
嘴にクモの糸が・・・、
↓その訳が判明。
クモをキャッチ、
オオムシクイも混じっているかもしれないが、外観ではよく判らない。
ジョロウグモを襲った瞬間が撮れていた!
ウミネコ、
どこで仕入れてきたのだろう、魚を洗って食べていた。
オミズナギドリ、
帰りの航路では、逆光側で近くに飛ぶことが多かった。
3日間、同じような状況で、残念ながら期待した珍鳥は出なかった。
キタヤナギムシクイがいたらしいが、見ることはできなかった。
昨秋、しっかり撮っているので、負け惜しみだが「ヨシ」としよう。
珍鳥抜きの鳥見だったが、それなりに楽しかった。
(続く)