MFのフクロウの巣箱にスズメバチが入って、巣を作ってしまった。
そこで、秋ヶ瀬公園意見交換会の時に、メンバーの埼玉昆虫談話会のKさん(駆除の専門家)にお願いをして、駆除していただくことになった。
出入り口は塞がれてしまっている。
当日、クラブのメンバーのNさんと立ち会った。
スズメバチは、珍しいチャイロスズメバチだったこともあって、ハチの研究者やTV局もやってきた。
ところが、巣の中にはチャイロスズメハチはおらず、時々オオスズメバチが出入りするだけだった。
駆除専門家の話では、
チャイロスズメバチは、まず女王蜂がモンスズメバチの巣を襲い、乗っ取り、産卵して、モンスズメバチの働きバチに子育て(働きバチになる)をさせる。
ある程度数が増えた段階で、大きな洞を探して働きバチを引き連れて引越しをする。(フクロウの巣箱は格好な巣穴となった。)
10日ほど前までは、チャイロスズメバチの出入りを確認していたのだが、多分その後に女王蜂が弱ったりして、オオスズメバチに襲われてしまったのだろうということだった。
ということで、
まだオオスズメバチが数匹飛び回っている中で、防護服もなしで素手で巣を取り出していた。
さすが、ハチの習性を熟知しているプロである。
ハチの子や卵は全く残っておらず、オオスズメバチがすべて持ち去ったのであろう。
近くにあったモンスズメバチの巣穴、
TV局は、チャイロスズメバチの巣の除去の様子を撮影し、その後モンスズメバチの巣を撮影していったようである。(テレビ東京、10/19放映らしい)
フクロウの巣箱は、作業によって壊れることもなく、無事作業が終わった。