「故郷・埼玉のトンボ」のMさんの写真集「関東甲信越のトンボ 100」が熊谷図書館と埼玉県立自然の博物館に寄贈されているというので、オツネントンボを探しながら埼玉県立自然の博物館に行ってきた。
オツネントンボの方は、気温も高目で日差しもあるので、条件としてはよいように思えたが、残念ながら見つけることはできなかった。
まだ、水辺には出てきていないようなので、近くの林の中も歩いてみたが、徒労に終わった。
フキノトウ
まだ開いていないフキノトウを汁の具に数個摘ませてもらった。
埼玉県立自然の博物館に行き、受付で尋ねてみると、トンボに詳しいUさんが事務所から下りて来てくださり、いろいろトンボや蝶などの話も伺うことができた。
MFのトンボの話も伺えたのでよかった。
Mさんの写真集
すばらしい写真がいっぱい。(残念ながら非売品)
MさんのHPでも参照することはできるが、PC上で見るのとはまた違った迫力がある。
この中で、1枚見覚えのある写真があった。
Mさんに案内していただいたときに並んで撮ったオオヤマトンボの枝止まり。
同じのを持っているぞといううれしさがある。
今年はこのトンボのこれを撮るのが目標。
写真集を堪能して、折角なので、館内を見て回った。
鉱物の展示がおもしろかった。
いろいろな石の名前を見ると、小学生の頃を思い出す。
3年生までの担任の先生は躾に厳しいおばあちゃんの先生だったが、4年生からは活発な男の先生に代わった。
この先生が大学で鉱物学を専攻していたということで、特に男子はよく石拾いに連れて行ってもらった。
一時期、石の標本を作ったりしたが、やはり自分としては虫とか生きている方が好きだった。
当時の記憶を辿りながら石を眺めた。
じっくり見ていると時間が足りないのでまた別の機会に見ることにしよう。
企画展ということで、「野外の危険なもの」というのも催されていた。
四つ足、ヘビ、ハチ、クモ、毛虫、キノコ、草木、岩石・・・。
野山を歩き回る自分としては、過去の知識を整理し、新しいものを加えて、頭にインプットできたつもり。
また、トンボや蝶の季節になれば訪れる機会もできるので楽しみだ。
いろいろ楽しめた1日となった。