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ミルンヤンマをもっと見たくて、また山間の流れの方に行ってきた。
林の中のあまり使われていない感じのハイキングコースに小さな橋がかかって上がポッカリと開いている場所に陣取った。
時々、コシボソヤンマが2~3頭やってきて目の前で摂食行動をとるが、動きが速くて撮影どころではない。
バサバサと音がしたのでその辺りをよく見ると、ヤンマがぶら下がっていた。
翅をブルブル震わせて止まっていた。
お目当てのミルンヤンマだ。
頭の部分が葉っぱに隠れるのでちょっと動いたら、敏感に反応して、飛んで行ってしまった。
コシボソヤンマもミルンヤンマもそれっきり来なくなってしまった。
そういう時間なのだろう。
諦めて、山を下りた。
国道を走ってきて何気なく脇道に入ったときに、田んぼに鳥が下りているのが見えた。
多分ムナグロだろうと車を停めて双眼鏡を持って外に出ると、「ケリケリケリ」と鳴いて一斉に飛び立った。
ケリだ。しかも大きな群れだ。
MFでたまに見かけるケリは単独かせいぜい2羽といったところだが、今回はたくさんいる。
急いでカメラを取り出した。
数えてみたら18羽前後いるようだ。
この付近では、以前2~7羽位はよく見かけたが最近トンと見かけなくなったと思っていたら、国道を挟んで反対側のこんなところにいたのだ。
一斉に急降下、
アクロバティックな空中姿勢がおもしろい。
先日もこの国道を走っていたときに、やはりこの付近でちらりと横目に映った田んぼに降りていた鳥影。その時もムナグロと思っていたが、実はケリだったのか。
こんな大きな群れになっていたとは驚いた。
飛翔時に見られるコントラストの美しい姿を堪能させてもらった。